アカナドッグフードは、大きく分けて
- 「シングル」
- 「レジオナル」
- 「ヘリテージ」
の3種類のラインナップがあります。
それぞれどのような特徴があるのか、解説していきます。
- アカナドッグフードの詳細が知りたい
- アカナは種類が多くてどれが良いのかわからない
- シニア専用のドッグフードっていいの?

このような疑問をお持ちの方は、参考にしてしていただければと思います。
アカナドッグフードの種類


シングルの特徴
大きな特徴は、フードに含まれる動物性たんぱく質の原料を一種類に限定していることです。
たんぱく源が決められているため、アレルギーのある犬にも安心して与えることができます。
多種類の原材料を使用していないため、食事の好き嫌いが激しいワンちゃんにも与えやすいでしょう。
たんぱく質の違いにより、
- 「グラスフェッドラム(ラム肉のみ)」
- 「フリーランダック(鴨肉のみ)」
- 「ヨークシャーポーク(豚肉のみ)」
- 「パシフィックピルチャード(イワシのみ)」
の4種類があります。
そしてフードには肉の部分だけでなく筋肉、臓器、骨なども配合され、丸ごとの栄養がぎゅっとつまっています。
レジオナルの特徴


肉の原材料は5種類を組み合わせ、バランスのとれた様々な栄養摂取が期待できます。
- レジオナルは鶏肉や七面鳥、卵などが含まれる「ワイルドプレーリー」
- ニシンやイワシ、アブラガレイなどの魚を使用した「パシフィカ」
- ラム肉や鴨肉、魚などバラエティに富んだ「グラスランド」
- アンガスビーフやラム肉、ポーク肉など赤身肉中心に構成された「ランチランド」
の4つがあります。
ヘリテージの特徴



上に挙げた「シングル」「レジオナル」はいずれも全犬種・全ライフステージに対応するフードでしたが、
「アカナ ヘリテージ」は犬の成犬時のサイズや年齢、状態に合わせた豊富なラインナップになっています。
原材料は主に鶏肉、卵、天然カレイを使用し、高たんぱくで低カロリーな動物本来の自然な食事を目指しています。
それぞれ犬のサイズ別に、子犬用の「パピー・スモール・ブリード」、「パピー&ジュニア」、「パピー・ラージ・ブリード」、成犬用の「アダルト・スモール・ブリード」、「アダルト・ドッグ」、「アダルト・ラージ・ブリード」の6種類に加え、犬の年齢や活動状態に合わせて「スポーツ&アジリティ」、「ライト&フィット」、「シニア・ドッグ」の3種類があります。
老犬にはアカナシニア用がおすすめなの?
アカナシリーズにはシニア犬用の「ヘリテージ シニアドッグ」がありますが、「ヘリテージ」の「アダルト」は1歳以上の成犬全てを指すため、シニアも対象になります。
ここではシニア用とそれ以外のフードの違いをまとめてみました。




含まれる肉の種類が違う
シニア用を含む「ヘリテージ」シリーズでは、原材料に含まれる肉類は「鶏肉、卵、天然カレイ」を中心としており、高たんぱくで低カロリーな食事となっています。
一方、「レジオナル」シリーズでは1つのフードに5種類の肉素材を使用しており、原材料を確認しながら選択することによって、よりバラエティに富んだ栄養摂取やアレルギー対策がとれます。
また「シングル」シリーズでは、肉類は単体のみで配合されているため、アレルギーが心配な場合、また特に気に入った肉だけを中心に食べたいワンちゃんに向いていると考えられます。
それぞれの犬の好みに合わせ、様々な選択肢があります。
含まれる肉の割合が違う
フードの種類により、肉の割合が異なります。



例えば、「レジオナル」ではフードにおける肉の占める割合が70%と高くなっています。
「ヘリテージ シニアドッグ」と「ヘリテージ アダルト・ドッグ」は原料の種類は同じですが、
シニア用は肉の量が原材料中65%含まれています。
アダルト用は60%です。
「シングル」は肉の割合が50%になっています。
老犬にもおすすめできるヘリテージ「アダルト・スモール・ブリード」
ヘリテージ「アダルト・スモール・ブリード」 | |
内容量 | 1:340g 2:2㎏ 3:6㎏ |
通常料金(税込価格) | ・340g/880円 ・2㎏/4,620円 ・6㎏/9,900円 |
送料 | 600円 ※沖縄および離島は別料金 |



わが家の犬がシニアになった時、シニア専用のフードに切り替える選択肢もありますが、
ヘリテージの「アダルト・スモール・ブリード」は高齢の犬にもおすすめできるフードです。
その理由を説明します。
①栄養バランスがよく、カロリーもしっかり取れる
高齢犬になると様々な病気のリスクが高まるため、たんぱく質、脂肪、ビタミン、ミネラルなどの栄養バランスに特に注意し、健やかな老後をサポートしてあげたいですね。
また「アダルト・スモール・ブリード」の方がカロリーはやや高めですが、シニア犬になり食べムラがある場合は少量のフードで必要なカロリーを取れるというメリットもあるでしょう。
②小型犬に対応しているため、フードが小粒で食べやすい
アカナのフードの粒はやや大きめのものが多いですが、「シニアドッグ」と「アダルト・スモール・ブリード」を比べてみると、「アダルト・スモール・ブリード」の方が少し小さめの形状になっています。
③多頭飼いでも同じフードで対応可能
「アダルト・スモール・ブリード」と「シニアドッグ」は同じヘリテージシリーズに分類され、原材料に極端に大きな違いはありません。
そのため、例えば多頭飼いであったとしても、それぞれの犬の年齢に合わせてフードを準備する必要がなく、食事の支度もスムーズです。
④成犬~シニアまで、ずっと同じフードを与え続けることができる
もともと高タンパクを謳っているアカナですが、その中でもシニア用はさらに比率が高いので、むしろ体に合わない犬もいるかもしれません。
アカナヘリテージ「アダルト・スモール・ブリード」の原材料から見た機能面
ヘリテージシリーズの「アダルト・スモール・ブリード」は、犬の健康維持にどのような役割を果たしているのでしょうか。
原材料を確認しながら、このフードの機能性を考えてみました。
肉へのこだわり
鶏肉
地元の農場で飼育された新鮮な鶏肉を使用しています。
鶏肉は高たんぱくで低カロリー、さらにアレルギーを起こしにくい基本の食材と言えるでしょう。
また鶏の肉の部位だけではなく、レバーやハツなどの内臓、軟骨部分も配合されており、より自然界の食事に近い栄養摂取を目指しているのが大きな特徴です。
全卵
人間にとっても身近なたんぱく源である卵が配合されています。
またビタミンやミネラル、レシチンといった栄養成分のバランスもよく、完全栄養食として昔から重宝されている食材です。
天然カレイ
白身魚も高たんぱく、低脂肪が特徴です。
脂肪が少ないので消化にも良く、犬の体に負担をかけにくいと考えられます。
また、アカナのドッグフードは全品種が「人間用の上質食材」をモットーとしており、人が食べるご飯にも負けないグレードを掲げています。
犬の好みに合わせ、かつアレルギーを起こしにくい食材の使用
アカナのフード全体に言えることですが、本来犬が好む動物性たんぱく質を主に使用しており、他のドッグフードに見られる植物性たんぱく質を含んでいません。
そのため犬が毎回の食事を喜んで食べることが期待できます。
また小麦や大豆など、アレルギーを起こしやすいとされる食材を使わないのでアレルギーを起こしにくいフードとして、色々なワンちゃんに安心して与えることができます。
※全ての犬にアレルギー反応がないとは言えません。与える際には必ずチェックしましょう。
酸化防止剤などの人工添加物は不使用
アカナのフードは、大量生産や長期保存のために用いられる添加物を含みません。
また添加される栄養素は「亜鉛」1種類のみ。
いかにトータルな栄養を食材から摂取できるかがわかります。
アカナドッグフードの品質と安全性は



アカナのドッグフードに使われる原材料は、「地元でとれる新鮮食材」「人間が食べられる最高グレード品質」が売りだよ。
そのため公式サイトでは、食材がどの地域でとれたものかを一つ一つ紹介することで高品質をアピールしています。
つまり生産者が特定できる環境下にあり、輸入などにも頼らない新鮮な原料を使用しています。
また酸化防止剤などの人工添加物も使われておらず、自然の恵みを自然に近い状態で販売しようとする信念がうかがえます。
またアカナは一貫してフードの製造を「自社キッチン」で行っています。
これにより、製造工程や安全管理などが工場ごとに異なるといった危険性は低いと言えるでしょう。
以上から、アカナドッグフードは高品質で安全性の高い製品であると考えられます。
アカナドッグフードの口コミ


ポジティブ口コミ
飼い犬が夢中で食いついている姿は、飼い主さんにとってもうれしいですね。
またアカナのドッグフードに替えたことで、アレルギー対策がとれたり身体の調子がよくなるなど、犬の健康を日々感じられると、安心して与え続けることができますね。
ネガティブ口コミ
また犬の自然な食事を目指して作られた高たんぱくなフードですが、犬の個々の状態や環境により、必ずしも合うとは限らないようです。
別のフードからアカナへ切り替える時は、特に少しずつ様子を見ながら与えたいですね
まとめ



アカナのドッグフードは、カナダの地元でとれる新鮮食材を使い、人が食べることのできる最高品質のグレードのものを全て自社キッチンで製造しています。
以上のことから、高品質で安全性が高く、安心して与えられるフードであると思われます。
もちろん上に述べたように、全ての犬に合うとは限らないので、まずは少しずつ試し、愛犬にぴったりのフードを探してみてください。
内容量が340gから選べるので、迷っている方は少量サイズを購入してみるのもよいでしょう。
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