「このこのごはん」と「モグワン」、こちらの2種類のドッグフードを比較していきたいと思います。

どちらも高品質で、食いつきが良いと評判が高く、小型犬中心に非常に人気の高いフードです。
飼い主からの人気があり、実績もあるとすると、一体どちらを選んだら良いのか迷ってしまいますよね。
この2種類に限らず、「何種類かのフードで迷っていて決めかねている」というのは良くある悩みかと思います。
「端から順に試す」というのもアリですが、できることなら勝率は上げておきたいところです。
今回は「このこのごはん」と「モグワン」の比較をしていきますが、判断するキーポイントは他のフードにも応用できると思います。
- これから子犬を迎えるのでフードの知識をつけたい
- 小型犬に合うフードを探している
- 室内犬にぴったりのフードを見つけたい
- 今のフードを変えたくて迷っている
- 毛並み、涙やけ、肥満など何らかの問題が起きているので解決してあげたい
このようなお悩みをお持ちの飼い主さんには、参考になる記事になっていると思います。
ワンちゃんに少しでも長く健康で側いてほしいですよね。
フード選びはちょっとした努力で、驚くほどの効果を発揮することがあります。
- このこのごはんの詳細が知りたい
- モグワンも気になっている
- 「このこのごはん」「モグワン」の違いはなに?
読み終わる頃にはフード選びとの向き合い方がすっきり整理されると思います。
ぜひ最後まで読んでいってください^^
モグワンとこのこのごはんを徹底比較してわかったこと
モグワン | このこのごはん | |
原材料 | チキン&サーモン、さつまいも、えんどう豆、ひよこ豆、バナナ、リンゴ、など | ささみ、レバー、大麦、玄米、サツマイモ、マグロ、鹿肉、昆布、など |
原産国 | イギリス | 日本 |
添加物 | 着色料・香料・酸化防止剤不使用 | 着色料・香料・酸化防止剤不使用 |
栄養成分 | タンパク質27%以上 | タンパク質21.5%以上 |
内容量 | 1.8kg | 1.0kg |
値段(税込) | 4,356円 | 3,278円 |
対象犬種 | オールステージ | オールステージ |
粒の大きさ | 小粒(9mmほど) | 小粒(7~8mmほど) |
カロリー(100gあたり) | 363kcal | 342kcal |
アレルギー対応 | グレインフリー | グルテンフリー(大麦、玄米を含むためグレインフリーではありません) |
原材料比較
モグワン


\累計販売数200万個のドッグフード /


このこのごはん


\ 素材にこだわったドッグフード/


どちらのフードも良質なタンパク源である鶏肉、魚などを使い、野菜・フルーツからの栄養も含んでいますね。


愛犬に手作り食を与えたいという飼い主さんがぶつかる壁も「ビタミン」「ミネラル」であることも多く、食材からはなかなか適量を効率的に取ることが難しい栄養素です。
これらがバランスよく摂取できるフードは非常に栄養価も高く、安心して与えることができます。
原産国比較
一昔前まで、日本にはペットフードの安全を管理するきちんとした法律はなく、AAFCO(米国飼料検査官協会)のように栄養の基準やラベル表示を判定する団体のあるアメリカや、その基準を採用している諸外国に遅れをとっていたと言わざるを得ませんでした。
そのため、外国のフードの方が品質が高いと言われていた時期もありました。
原産国には「製造の最終工程を行った国」を表示することになっており、ほとんどの工程を海外で行い、ほんの少しだけ最終加工を日本で行い「日本原産」と表示するフードも中にはあります。
表示だけを見て判断するのも、リスクがあると言えます。
ホームページなどでしっかり製造過程などの説明もあるのか確認して、優良な会社を見つけたいものです。
製造過程を写真付きで載せていて、解説もしっかりしている両者は、国は違えど安心して与えられるフードです。
香料や保存料などの添加物を比較
モグワンもこのこのごはんも「香料」「着色料」「酸化防止剤」は使っていません。
ワンちゃんの食いつきをよくするためだけにいれられる香料や、見た目をよくする着色料、保存期間を長くするための酸化防止剤の中には発ガン性も認められているものもあります。
これらが入っていないのは飼い主にとっても非常にポイントが高いです。
このこのごはんは「添加物」を一切使っていません。
一方モグワンは「保存料」として「ミックストコフェーロール(ビタミンE)」という天然由来成分を使っています。
人工保存料に比べると酸化防止力は低くなりますが、ワンちゃんの体への影響もなく安心して食べさせられます。


ミックストコフェロールは人間の栄養ドリンクにも使われている、安全な成分です。
栄養成分比
モグワンは「グレインフリー」を採用しています。
つまり、元来肉食だった犬の消化に負担をかけると言われている穀物を含んでいません。
一方このこのごはんは、長年雑食が進んでおり犬の消化器官も十分に対応できていると考え、穀物(玄米、大麦)を含んでいます。
ただしアレルギーの起こりやすい小麦は使っていないので「グルテンフリー」ということになります。


消化が苦手なワンちゃんについては「グレインフリー」のモグワンをまず与えてあげるのもいいかも。
ただしグレインフリーのフードには注意点があり、穀物を含んでいないため、自然とお肉などのたんぱく質含有量が高くなり、それに伴いカロリーも高くなります。
たんぱく質は成長に必要な栄養素なので「高タンパク」は良質なフードの代名詞とも言えるのですが、
稀にグレインフリーのフードで太ってしまうワンちゃんもいます。


そんな時はカロリーが低めの「グルテンフリー」(このこのごはん)の方が合っているかも。
価格比較(定期購入も)
モグワンは4,356円(1.8kg)ですが、定期コースにすると10%オフの3,920円で購入することができます。
定期コースと言ってもお届け周期は自由に選ぶことができ、周期やお届け個数の変更も簡単にできます。
≫定期コースで配達個数を多くするとその分割引額も増えます。
- 2個以上の配達にすると、15%オフの3,702円
- 6個以上の配達にすると、20%オフの3,484円
☑モグワンの公式サイトはコチラ
≫このこのごはんも、定期コース申し込みで割引になります。
通常3,850円(1kg)が15%オフの3,278円で購入できます。
お届け周期、お届け個数の変更も可能です。
こちらは15%オフの割引が最大ということになります。
☑このこのごはんの公式サイトはコチラ
コスパを比較
通常価格で100gあたりの価格を比べてみます。
- モグワン:242円
- このこのごはん:385円
次は、それぞれ一番割引率の高い買い方をした時の100gあたりの価格です。
- モグワン:約193円(定期コース利用。1回6袋以上)
- このこのごはん:約327円(定期コース利用。1回2袋)
他の判断要素を抜きにして、価格だけを比べるとモグワンの方がかなりコスパがいいということが分かりました。
この計算だとモグワン6袋が一気に届いてしまうということになりますが、賞味期限を確認してみましょう。
だいたい配達時の賞味期限がモグワンは残り12ヶ月から15ヶ月。
このこのごはんは賞味期限まで10ヶ月ほど残った状態で配達されることが多いようです。
一回の食事が100gのワンちゃんでしたら、6袋を食べ切るのにかかるのは36日。


賞味期限切れの心配はないワン。
また開封後の賞味期限についてはモグワンが2~3ヶ月、このこのごはんが1ヶ月程度です。
人工保存料を使用していないため、比較的短めになるので注意しましょう。
粒の大きさ比較
粒の大きさは、どちらも小型犬に適した小粒タイプです。
モグワンの方は、真ん中に空洞があるようなドーナツ型で、大きさは9mm前後。
平べったい形状で、窒息になる危険性はかなり低いと言えます。
また、簡単に崩れるようになっていて食べやすい硬さになっています。
このこのごはんの粒の大きさは、おおよそ7mm~8mmでモグワンと比べるとほんの少し小さめです。
形はコインのような平べったい円形です。
犬が食べ物の良し悪しを判断する際、決め手になってくるのは「匂い」「食感」「味」と言われていて、人間が重きを置いている「色」はあまり関係はないようです。
大型犬も食べるようなフードは粒も大きめですから、同じものを与えてしまうと「なんだか食べづらいな、、」と食べてくれなくなることもあります。
その点こちらの2つのフードは、まさに小型犬用フードとして考え抜かれた大きさと言えます。
安全性や品質の比較
モグワンもこのこのごはんも安全基準を満たした専用工場で製造されており、安全性は非常に高いことはHPからも伺えます。
モグワンについては、国際規格SAI GLOBALのランクAを取得した工場で製造されています。
イングランド西北部の自然豊かなエリアにあり、州議会や英国小売協会にも認められているという点からも信頼できるでしょう。
工場に届いた原材料は、まずイギリスの工場で品質を確かめるテストにかけます。
その際、残留農薬、化学物質等のチェックをしているとのことです。
原材料を工場でもう一度チェックしてくれるのは、飼い主としては非常にありがたいことですよね。


このこのごはんの工場はというと、日本の熊本にあります。
人間の食品と同じレベルで品質管理を行っており、こちらも安全性や品質には誇りを持っているように感じられます。
開発段階から開発部と工場の人たちが意見を出し合いながら商品開発、改良を行ってきた話を聞くと、家に届いたフードも「心を込めて、愛犬のために作ってくれたフードなんだな」と温かみを感じられます。
対象年齢の比較
どちらのフードも対象年齢は全年齢となっています。
「モグワン」のHPには子犬、成犬、シニア犬の給餌量が、「このこのごはん」のHPには子犬、成犬の給餌量の目安が載っています。
小型犬におすすめなのはどっち?
まず、小型犬に共通する悩みとはなんでしょう。
例えば涙やけであったり、毛並みや匂いなどが挙げられるでしょうか。
乳酸菌が入っているので、ウンチや口臭改善も効果があったという口コミは両者とも少なくありません。
つまりどちらも小型犬に特化した、非常に優秀なフードということです。
ただし、ワンちゃんの体質によっては選び方に少しコツが必要かもしれません。
例えば太りやすいワンちゃんでしたら、「グレインフリー」をあえて採用していないこのこのごはん。
消化が苦手だったり、お腹を壊しやすいワンちゃんでしたら、穀物の入っていないモグワンから先に試してみることをおすすめします。


子犬におすすめなのは?


子犬とは1歳を迎える前までの時期だよ。
生後3週間から3ヶ月くらいの時期を離乳期とし、徐々にドッグフードに慣らしていきます。
この時期に自宅に子犬を迎える飼い主さんも多いかと思います。
我が家に迎えたワンちゃんの一番の心配ごとと言えばフードをしっかり食べてくれるかですよね。
環境の変化やストレスなどによっても、餌の食べ具合は変わってきます。
まずはワンちゃんを安心させるために、その子が今まで食べていたものを与えるようにしましょう。
子犬には成長に多くのタンパク質を必要とするため、モグワンがいいのかなと思います。


\子犬には「モグワン」がおすすめ /
老犬におすすめなのは?
老犬の特徴としては、運動量が減ることで太りやすくなったり、歯が若い時に比べると動くような感じでやや食事が取りづらくなったり、内臓機能も衰え始め、消化が苦手になったりします。
年齢を重ねるに連れて、毛の艶も減っていくでしょう。
老犬になったらカロリーの必要量も成犬に比べて減りますので、フードの量はもちろん種類を変えることを考える飼い主さんも多くいます。
どの悩みにフォーカスするかによっても選択は変わってきますが、ここでは低カロリーよりも消化のしやすさをとって、「このこのごはん」をおすすめします。


\ 老犬には「このこのごはん」がおすすめ /
人間でも、なんだか消化がうまくできなくて、次のごはんが美味しく食べられない感じ、なんとなくわかりますよね。
もちろん、何を食べてもピンピンしているワンちゃんもいると思いますが、老犬シニアのワンちゃんには少しでもお腹に優しいフードを食べてもらいたいですよね。
年をとっていくうちに、極端に食べる量が減るような時は、
逆に少量でも栄養の摂れる高カロリーフードがよい時もあります。
食べる様子をよく観察しつつ、かかりつけの獣医さんとも相談しながら柔軟に対応していることが求められます。
モグワンをおすすめできるワンちゃん
ここまで比較してきた結果、モグワンをおすすめできるワンちゃん(飼い主さん)はこのようになります。
- 消化が苦手、お腹を壊しやすいワンちゃん
- 子犬におすすめ
- 高品質でコスパの良いフードを与えたい
- グレインフリーのフードを与えたい
- 年齢の違うワンちゃんを多頭飼いしている飼い主さん
このこのごはんをおすすめできるワンちゃん
このこのごはんをおすすめできるワンちゃん(飼い主さん)はこのようになりました。
- 太りやすいワンちゃん
- 添加物を一切加えていないフードがいい(ビタミン、ミネラルを除く)
- 低カロリーフードを探している
- 老犬におすすめ
- 穀物(小麦を除く)なども食べさせたい
- 日本産のフードを食べさせたい
まとめ
「このこのごはん」と「モグワン」を比較してきましたがいかがだったでしょうか。
カロリーを気にしているならこのこのごはんをおすすめしますし、消化に不安があるならモグワンから試してみるのも良いと思います。
また、長く同じフードを食べていると単純に飽きることもありますので、両方買って数ヶ月毎に変えて気分転換させてあげるのも、もしかしたら喜んでくれるかもしれませんよね。
栄養がバランスよく入っていて、食いつきも良く、食べやすく、管理しやすい、品質の良いフードは年々増えているように感じます。
でも「このフードが一番!全てのワンちゃんはこれを食べれば大丈夫!!」というドッグフードは残念ながらありません。




そんな万能フードがあったら迷うこともなく、本当に楽だワン。
それぞれのワンちゃんには、その子の好み(匂い、味、食感など)や、体質(消化が苦手、太りやすい、少食など)があります。
その子にあったフード選びを考える際に、今回お話ししたような基準を頭に置いてパッケージを眺めることで、「何も考えずに片っ端から試していく」よりはるかに早く、ぴったりのフードに出会えることと思います。
愛犬に長く健康でいてもらい、一緒に幸せな時間を過ごせるよう学んでいきましょう。
「モグワン」のHPには子犬、成犬、シニア犬の給餌量が、「このこのごはん」のHPには子犬、成犬の給餌量の目安が載っています。