ワンちゃん飼うと子犬期であれば体温調節などの管理、
シニア期の老犬の頃には体調管理はもちろん、視力が弱くなってきている愛犬のために
住環境などの整備も必要になってきます。

ワンちゃんのステージに応じて悩みも様々。
ですが、共通しているその中のひとつに愛犬の食餌の悩みがあります。
犬の食餌にはドッグフードを与えるか、もしくは手作りするかだと思いますが、
多くの飼い主さんたちはドッグフードを与えていると思います。
わたしもそうです。


ですが、ドッグフードの多種多様な種類が存在し、安価なものもあれば、ビックリするほど高価なものもあります。
このビックリするほどの高価なドッグフードを、プレミアムドッグフードと呼びます。
そんな「プレミアムドッグフード」の中で知名度が高いドッグフードとして
「カナガン」と「モグワン」というドッグフードがあります。
では、そんないいドッグフードであるカナガンドッグフードと
モグワンドッグフードはどちらの方が、優れたドッグフードなのでしょうか?



どっちがいいのか知りたいワン。
今回は、カナガンドッグフードとモグワンドッグフードの成分や栄養価、
コスパなどを徹底的に比較し、両方のドッグフードの違いと優れているポイントなどについてご紹介していきます。
- カナガンの特徴を知りたい
- モグワンも気になっている
- 「カナガン」「モグワン」どちらが愛犬にベストなのか比較検討したい
モグワンとカナガンを徹底比較!これでもう迷わない
まずここでは、それぞれのドッグフードに関する基本的な情報を比較して違いを見ていきます。
カナガン | モグワン | |
原産国 | イギリス | イギリス |
内容量 | 2㎏ | 1.8㎏ |
値段 | 4,356円 | 4,356円 |
対象犬種 | 全犬種、全年齢 | 全犬種、全年齢 |



それぞれのドッグフードの基本的な情報の比較を挙げましたが、
どちらもイギリス原産で値段も対象となる犬種も同じです。
これだけ見るとほとんど変わりがなく、カナガンの方が内容量200g多いだけです。
では、次にそれぞれの原材料について見ていきます。
原材料比較
チキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、アルファルファ、チキンオイル3.1%、乾燥卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン硫酸、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニス、コロハ、ミネラル類(鉄、亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D3、E)


\ チキンたっぷりのドッグフード /
チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E)、乳酸菌


\ 食いつきの良いドッグフード /
特に犬が消化を苦手とする穀類や香料、保存料などの添加物が含まれておらず、いいドッグフードといえます。
犬は雑食性が強いものの、肉食動物であり、人のように穀類を消化しやすい体の構造をしていません。
全く消化できないわけではないものの、犬の健康を考えると穀類がたくさん含んだドッグフードはいいドッグフードとは言えません。
また、どちらのドッグフードにもグルコサミンやコンドロイチン、メチルスルフォニルメタンといった成分が含まれています。



これらの成分は、特にシニア期の健康維持に必要不可欠な成分だよ。
違いとしては、カナガンの主原料がチキンで、モグワンの主原料がチキンとサーモンとなっています。
どちらも十分なほどの量が含まれていますが、動物性タンパク質がチキンでは物足りないと感じる飼い主さんはモグワンの方が適しているといえます。
原産国比較
カナガンもモグワンも、どちらも動物愛護の発祥国といわれるイギリスで製造された価格が高いプレミアムドッグフードです。
香料や保存料などの添加物を比較
カナガンやモグワンには香料や保存料などの添加物は使用されていません。



でも、自然由来の香料などは使用されているよ。
香料と言っても、自然由来なものでワンちゃんの健康を害する危険性はほとんどなく、
この部分だけでもどちらとも優れたドッグフードであるといえます。
栄養成分比較
ここまでは大きな違いがないドッグフードですが、栄養の部分では違いはあるのでしょうか。
ここでは含まれる栄養の成分を比較していきます。
カナガンの栄養成分
タンパク質 | 29%以上 |
脂質 | 15%以上 |
灰分 | 11.25%以下 |
繊維 | 5.25%以下 |
炭水化物 | 32.5% |
水分 | 8.5% |
オメガ3脂肪酸 | 0.9% |
オメガ6脂肪酸 | 2.8% |
カルシウム | 1.86% |
リン | 1.42% |
エネルギー(100gあたり) | 376kcal |
モグワンの栄養成分
タンパク質 | 27%以上 |
脂質 | 10%以上 |
繊維 | 4.75%以下 |
灰分 | 9%以下 |
水分 | 9%以下 |
炭水化物 | 39% |
オメガ3脂肪酸 | 1.18% |
オメガ6脂肪酸 | 1.63% |
リン | 1.06% |
カルシウム | 1.4% |
エネルギー(100gあたり) | 363kcal |
この違いもそこまで大きいものではなく、ほとんど変わらない優れたドッグフードといえます。
カナガンとモグワンの価格比較
カナガン | モグワン | |
通常価格 | 4,356円 | 4,356円 |
定期コース | 3,484円 | 3,484円 |
価格に関しては、通常価格も定期コースによる割引の価格も同じで、価格による違いはありません。
ただ、内容量はカナガンの方が200g多いので、カナガンの方がお得といえます。


粒の大きさ比較
粒の大きさはともに約1㎝と小さく、小型犬や超小型犬、仔犬でも食べやすくなっています。
どちらのドッグフードも、全ライフステージに対応したドッグフードなので、
口が小さい小型犬や超小型犬、噛む力が弱い仔犬、老犬でも食べやすい構造になっています。



これなら僕にもおすすめだワン
また、全ライフステージ対応だからといって、柔らかすぎず、
適度に固いので噛み応えがある粒を実現し、カリカリっと美味しそうな音を立てながら食べてくれます。
モグワンのコスパ
次にそれぞれのコスパについてみていきます。
通常価格や割引の価格も同じの両ドッグフードですが、どちらの方がコスパは優れているのでしょうか?
通常料金 | 4,356円 |
送料と代引き手数料 | 704円/260円 |
割引 | 3,484円 |
1日あたりの料金(1日の食餌量から換算)
体重3㎏ | 181円 |
体重5㎏ | 217円 |
体重15㎏ | 484円 |
体重30㎏ | 1,089円 |
1ヶ月の食事代(1日の食餌量、通常価格で換算)
体重3㎏ | 5,445円 |
体重5㎏ | 6,534円 |
体重15㎏ | 14,520円 |
体重30㎏ | 32,670円 |
カナガンのコスパ
通常料金 | 4,356円 |
送料、代引き手数料 | 704円/260円 |
割引 | 3,484円 |
1日あたりの料金(1日の食餌量から換算)
体重3㎏ | 174円 |
体重5㎏ | 311円 |
体重15㎏ | 435円 |
体重30㎏ | 726円 |
1ヶ月の食事代(1日の食餌量、通常価格で換算)
体重3㎏ | 5,227円 |
体重5㎏ | 9,334円 |
体重15㎏ | 13,068円 |
体重30㎏ | 21,780円 |
モグワンとカナガンの1日の料金や1か月の食事代を比較すると、
- 体重が軽い小型犬は、モグワンの方がお得
- 体重が重い中大型犬は、カナガンの方がお得
になるのがわかりますね。
コスパで選ぶならモグワンそれともカナガン?
通常価格も、定期コースによる割引の価格も同額なので、どちらも甲乙つけがたいですが、
ただカナガンの方が200g多いので、コスパとしては「カナガン」の方が優れているといえます。
また、1日の料金も1か月の食事代も、カナガンの方がコスパはいいといえます。



ただ、これはあくまで目安の数字で、愛犬の健康状態などによっても変
わってくるので一概には言えない部分でもあります。
モグワンの一推しポイント
手作り食をコンセプトに作られたドッグフードなので、トッピングを加えることを前提に作られています。
なので、ドッグフード自体のカロリーが抑えられていて、飼い主や家族の好みによって
トッピングを加える事ができることが大きな一推しポイントです。



飽きることなく食べてくれるかも。
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カナガンの一推しポイント
すべてのライフステージに対応。
通常のドッグフードはライフステージが変わるごとにドッグフードを替えていく必要がありますが、
全てのライフステージに対応しているので、それを行う必要がありません。
愛犬が食べなくなったり、アレルギー症状を発症してしまったりするなどの問題が起こらなければ、
ずっと与えることができます。
また、チキン50%配合されているのでヘルシー!
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モグワンをおすすめできるワンちゃん
こちらも全ライフステージに適応したドッグフードですが、中でもシニアを迎えた愛犬に適しているといえます。
シニアを迎えた犬は、運動量が低下する傾向にありまた、基礎代謝も低下する傾向にあります。従って、
カロリーは低い方がシニアを迎えた愛犬には適しているといえます。
さらに、シニアを迎えた愛犬には良質なタンパク質が不可欠とされます。
このドッグフードにはチキンとサーモンの良質なタンパク質が含まれているので、このポイントはクリアしています。
シニアを迎えた愛犬は食欲が低下してしまう傾向にありますが、
嗜好性が高いドッグフードなのでシニア期を迎えた愛犬でも美味しく食べてくれます。
他にも、トッピングを加えることも考慮してつくられたドッグフードなので、飼い主の好みや愛犬の好み、
状態に合わせてモグワンに一手間を加えることで、食欲が低下したシニア期の愛犬でもしっかりと美味しそうに食べてくれます。
カナガンをおすすめできるワンちゃん
モグワンとは違って、成長期の仔犬にお勧めです。
成長期の仔犬にとっては、カロリーが高く、タンパク質やカルシウム、
リンなどの栄養がしっかりと摂取できるドッグフードが理想ですが、
このドッグフードはそれをクリアしており、仔犬に与えるにはぴったりなドッグフードです。
粒が小さく、成長期の仔犬でも食べやすいことも仔犬におすすめできるポイントです。


カナガンとモグワンの共通点とは?
また、どちらのドッグフードも市販されておらず、ネットで注文して購入するしか方法がありません。
Amazonや楽天などの通販サイトにもあるものの、
公式サイトを利用した定期コースでの購入の方が便利で安全ということも共通しています。
まとめ
プレミアムドッグフードのひとつであるモグワンとカナガンを徹底比較して分かったことは、
どちらも優れたドッグフードであるということです。



「カナガン」「モグワン」どちらも甲乙つけがたい。
また、犬にとって必要な成分はしっかりと含まれており、
犬にとって不必要な成分はしっかりと含まれてはいないことも高評価がつけれます。
ここまで大きな違いないとなると、後は好みの問題です。
飼い主の好みはもちろんのこと、食べるのは人ではなく犬なので、
愛犬がどちらの方が美味しく食べてくれるかが問題となります。
一度食べさせてみて、より美味しく食べる方を選択していけばいいと思います。